理念体系 Our Philosophy
Global Excellent Manufacturing Companyの
実現に向けて
長期ビジョン「2029年住友理工グループVision(2029V)」策定において、理念体系の見直しを実施しました。住友グループに受け継がれてきた「住友事業精神」を基盤に、住友理工グループ経営理念、目指すべき企業グループ像「Global Excellent Manufacturing Company 」を継承しています。
一方で、不透明で変化の激しい事業環境に柔軟かつ迅速に対応し、更なる成長を果たすためには、当社グループの存在意義(パーパス)を改めて明確にし、ブレない指針として全社員をはじめとする、すべてのステークホルダーと共有することが必要と考えました。
今回、住友理工グループの存在意義(パーパス)を「素材の力を引き出し 社会の快適を モノづくりで支える」とし、「29年に向けた3つの方向性と6つのマテリアリティ」を定めました。

住友理工グループは、企業価値、公益価値それぞれの向上による「社会的価値の創造」をミッションとして取り組んでいきます。
住友理工グループのミッション
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住友事業精神に基づき、SDGsなどに代表される社会課題に対し、
技術革新を通じて解決を図ります 。 -
企業価値(財務目標)と公益価値(非財務目標)を同時に向上させることで、
社会的価値を創造し、社会とともに持続的に成長することを目指します。
2029Vの策定プロセス
2029Vは各部門の中堅社員を中心としたメンバーでシナリオ・プランニングを活用し、「実現したい未来社会像」を策定しました。そして中堅社員の目線による議論をさらに進め、実現したい未来社会像の策定に向け、当社に関連する社会課題および機会・リスクを抽出し、マテリアリティの素案を作成しました。その素案を元に、世界的なサステナビリティのガイドライン(GRIスタンダード)と照らし合わせつつ、社外有識者からのフィードバックも考慮し、素案に対する中堅社員の想いを再び確認したうえで、役員による議論を経て、2029V実現に向けた「3つの方向性」と「6つのマテリアリティ」を特定しました。
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シナリオ・プランニングを活用した「実現したい未来社会像」の策定
- 各部門の中堅社員により、以下を経て、長期的視点での世界観を構築。
- 長期的視点で重要課題を中堅社員で抽出。
- 抽出した重要課題の中から2つを選択し、4パターンの世界観を構築。
- 上記の2つの選択を様々に変えることで、多種の世界観を構築。
- これらの中から実現したい世界観を選択・集約し、役員も交えて議論を重ねることで、「住友理工グループが実現したい未来社会像」を策定。
- 各部門の中堅社員により、以下を経て、長期的視点での世界観を構築。
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2029Vの策定
- 「実現したい未来社会像」において、当社が事業を通じて貢献できることを全社および各本部にて抽出・集約し、2029年のありたい姿を設定。
- そのために必要となる事業や領域の在り方、そのために必要となる事業や領域の在り方、実現に向けた3つの連携の必要性を検討。
- 以上を「2029V」として表現・策定。
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「3つの方向性」と「6つのマテリアリティ」の特定
- 中堅社員それぞれの目線で、外部のサステナビリティなどのガイドラインも踏まえながら、「実現したい未来社会像」において、当社に関連する社会課題・変化および機会・リスクを抽出。
- 抽出結果を踏まえ、2029Vの実現に向け取り組むべき重要課題として、「3つの方向性」と「6つのマテリアリティ」に集約。
- 集約過程において、ステークホルダー(金融機関、取引先、外部有識者など)からもコメントを受領。
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経営会議・取締役会による承認
- 中堅社員と役員による討議を実施し中堅社員の想いと役員の課題認識の共有を実施。
- 全役員での議論を経て、経営会議・取締役会にて1~3を承認。
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目指すべき企業グループ像・存在意義
住友理工グループが目指すべき企業像と当社の存在意義についてご紹介いたします。
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実現したい未来社会像
住友理工グループが実現したい未来社会像(自然と都市と人の空間が繋がり、グリーンで快適な社会)についてご紹介いたします。
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2029年住友理工グループVision
住友理工グループの長期ビジョン・2029年のありたい姿についてご紹介いたします。
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2029年に向けた3つの方向性とマテリアリティ
2029年のありたい姿実現に向けた3つの方向性とマテリアリティについてご紹介いたします。
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住友事業精神・住友理工グループ経営理念
住友理工グループの基本精神である「住友事業精神」と「経営理念」についてご紹介いたします。