住友理工

 

品質マネジメント Quality Management

品質向上に向けた取り組み

株主・投資家、取引先、従業員、地球環境

コミットメント

品質委員会 委員長メッセージ

品質委員会委員長
取締役常務執行役員 和久 伸一
住友理工グループでは「安全・環境・コンプライアンス・品質(S.E.C.Q.)」を事業運営の基本としています。
品質委員会は2017年度に組織横断的に任命した委員会メンバーで活動を開始し、重要品質問題や全社品質活動など、全社の経営に関わる重要な課題・活動について報告・議論してきました。
2022年度は、個別の重要品質問題を真因にまで踏み込み、根本対策の完結状況・横展開状況を委員会でフォローすると共に、マネジメント層への情報共有促進のため、部長層へのオンライン参加を促してきました。2023年度も引き続き重要品質問題を中心にした報告・議論を継続すると共に、顧客信頼確保に向けた取組みについてもフォローしていきます。
「2029年住友理工グループVision」(2029V)の実現に向け、今後はCASEへの対応や環境配慮型製品の開発など、顧客要求の高度化に対しても信頼に応える品質の維持・向上が必要となります。この品質委員会を要に、住友事業精神「萬事入精」「信用確実」「不趨浮利」に基づき、時代の変化に合せた品質保証や未然防止に向けた取組みを強化していきます。
住友理工グループは創業以来、モノづくり企業として成長してきました。品質委員会の運営により、モノづくりの進化にも柔軟に対応した高品質な製品を世に送り出し、“Global Excellent Manufacturing Company”として社会の発展に寄与していきます。
ステークホルダーの皆さまにおかれましては、当ウェブサイトを通じて、当社グループの品質の取り組みをご理解いただき、今後一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

品質における基本的な考え方

住友理工グループでは、全社品質方針のもと、品質委員会と品質保証統括本部がけん引し、品質向上活動に取り組んでいます。グローバル企業に相応しい品質保証体制を確立することで、製品の高い品質と安全性を確保しています。

全社品質方針

住友理工グループでは、お客様にご満足いただき、魅力ある製品を世界に提供することを使命と考えています。この使命遂行に向けて 「住友理工グループ全員が改善を積み重ねグローバルでお客様第一、品質第一を追求する。~TQM(Total Quality Management)活動と、S.E.C.Q.中心の事業運営が定着し、社会・顧客から信頼される企業になる~」を全社品質方針とし、グループ全体で品質向上活動に取り組んでいます。

住友理工グループにおける品質保証の考え方

住友理工グループにおいては、安全・安心を追求する為、次の2つの考え方で品質を保証しています。1つ目は「自工程完結」です。製品設計・生産準備・量産の各プロセスにおいて、自工程完結を実施し、安全な製品を確実に造り込む活動を実施することにより、安心して使っていただける製品を提供しています(図1参照)。
2つ目は「品質ガバナンス」です。事業部門による「顧客への製品・サービスの提供と品質リスク管理」、全社共通の品質保証部門による「品質リスク低減に向けた監視・支援・指導」により品質リスク管理を行い、お客様・社会からの信用を確保しています(図2参照)。
図1:自工程完結
図2:品質ガバナンス

品質統括体制

品質保証体制

住友理工では、品質統括責任者(Chief Quality Officer:CQO)を2016年に配置し、全社の品質機能を統合した品質保証統括本部を設置しました。
品質保証統括本部は事業部門からの独立性・公正性を保ち、監査機能の強化や事業部と連携した仕組みの構築等、グループの品質保証をより高いレベルに上げる組織体制としました。
モノづくり企業としてお客様の期待を超える品質マネジメントシステムを創り上げることで、お客様をはじめとするすべてのステークホルダーに安心・安全をお届けします。

品質委員会

住友理工グループでは、2017年度より、従来、事業運営の基本として掲げてきた「S.E.C(安全・環境・コンプライアンス)」に新たに品質(Quality)の「Q」を加え、S.E.C.Q.とすることとしています。これに伴い「品質委員会」を設置し、品質の改善活動が回っているか監視する機能を強化してきました。

品質・製品安全に関する中期ビジョン

住友理工グループにおいては品質部門における2029V実現に向け、以下3項目を重点活動としてグローバルに展開していきます。

1)Global Quality Standardsの進化と浸透

新拠点/新製法などに対応したSRK-GQS(Sumitomo Riko Global Quality Standards)の進化と、グローバル拠点への浸透を図っていきます。また、品質不正が生まれない組織改革、先ずはグローバル監査体制を構築していきます。

2)新規事業(モノ・コト)のQMS(Quality Management System)構築

新規事業に対応する認証取得を推進していきます(ISO27001,ISO26262など)。また、研究・開発・受注段階に踏み込んだ品質保証体制を構築していきます。

3)品質風土の醸成(TQM活動の浸透)

全員が同じ視点で判断できる品質知識の実践と全員参加の小集団活動の浸透を図っていきます。また、グローバルでの品質教育と小集団活動を展開していきます。
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