住友理工

 

環境コミュニケーション Environmental Communication

株主・投資家、取引先、従業員、地域社会

基本的な考え方

住友理工グループは、社内の従業員だけでなくグループ会社や取引先、地域社会、行政など全てのステークホルダーと情報交換や情報共有することで環境保全活動を進めています。
しかし環境問題は地球温暖化対策や大気や水環境汚染対策、生物多様性など個社の問題だけでなく、自社事業の影響を受けるステークホルダーを認識することも重要と考えています。そのため、ステークホルダーとのコミュニケーションを重視し、持続可能な社会の実現と自社の成長の両立を目指した活動に取り組んでいきます。

住友理工内の環境コミュニケーション

環境月間活動

6月5日は国連が定めた「世界環境デー」です。住友理工では、6月を「環境月間」とし、環境保全の取り組み促進のための行事を開催しています。
  • 全社環境大会
  • 環境保全事例の表彰
  • 有識者、専門家による環境講演会
  • 各製作所における環境関連活動
  • 環境月間に関するマネジメントニュースの発信
  • 環境啓発ポスターの掲示

全社環境大会の開催

住友理工では、経営層による環境コミットメントの周知および従業員の環境保全活動への意識向上を目的として、社長以下全員参加型の全社環境大会を毎年開催しています。
社長スピーチ
メイン会場

環境保全事例の募集・表彰

従業員の環境保全活動への意識向上と動機づけのため、環境保全事例の社内募集・表彰制度を制定しています。2022年度は、グループ全体で82件の応募があり、特に優れた事例16件を表彰しました。 また、事例集も作成し、グループ内や外部の業界団体と共有し、環境保全活動の推進に活用しています。
環境表彰受賞者の記念撮影
住友理工(小牧本社)
環境表彰受賞者の記念撮影
東海橡塑(合肥)有限公司 (中国)

環境保全に関する教育・研修

環境保全は事業活動の基本であり積極的な取り組みを推進するため、社内の各種教育・研修の中で、環境保全の重要性・必要性についても説明し、啓発に努めています。各種教育・研修を体系化した「人材開発プログラム」の中の環境保全研修を増やし、環境教育を強化しています。

事例紹介

環境講演会の様子1
環境講演会の様子2
環境講演会開催
2022年度はトヨタ自動車(株)の大宅 梨沙様を講師に迎え、環境講演会を開催しました。当日は役員はじめ約110名が参加し、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーに取り組む重要性や企業としての必要性を理解しました。

グループ会社との環境コミュニケーション

グローバル推進室による海外拠点の環境監査の様子
住友理工グループでは、国内外グループ会社の環境リスクを無くすため、定期的に拠点を巡回し環境法令順守や環境保全管理状況を点検しています。この活動は2016年から開始し、2022年度は環境マネジメントシステムの点検を中国拠点6社、欧州拠点2社に対し行い、改善への助言を行いました。

地域との環境コミュニケーション

近隣地域とのコミュニケーションを通じて、地域社会との相互理解と共存共生を図るため、住宅と隣接する小牧・松阪製作所では、近隣自治会役員の皆様と地域連絡会を行っています。この中で、地域環境保全についても情報交換しています。

行政との環境コミュニケーション

当社は行政とのコミュニケーションを通じて、国の環境施策推進への貢献が重要と考えています。例えば、日本ゴム工業会や日本自動車部品工業会などを通じて、関係省庁と意見交換に努めています。

社外表彰事例

IEATからの表彰状
Environmental Governance Award(タイ)
SumiRiko Chemical and Plastic Products (Thailand) Ltd.(タイ:SRK-CP)では、工業省所属でタイ国内に工業団地や工業団地関連インフラストラクチャーを造成・整備し、総合的に運営・管理している政府関連機関であるタイ工業団地公社(IEAT: Industrial Estate Authority of Thailand)から、環境・安全・CSR活動が優れた企業としてEnvironmental Governance (Green Star) Award 2017を受賞しました。
社外表彰式での記念撮影
モーダルシフト大賞(日本)
株式会社住理工ロジテック(愛知県小牧市)では「フェリーを利用した自動車用ホース等の海上輸送へのモーダルシフト」の活動が評価され、2019年11月に一般社団法人日本物流団体連合会より第6回モーダルシフト大賞の「令和元年度 モーダルシフト取り組み優良事業者賞」を受賞、さらに2020年2月下旬にはエコシップ・モーダルシフト事業実行委員会より「令和元年度 エコシップマーク優良事業者」として選定され、「国土交通省海事局長表彰」を受賞しました。

今後の課題と対応

住友理工グループが掲げている2050年のありたい姿(脱炭素社会の実現、資源循環型社会の実現、自然共生社会の実現)は、社会からの要請と当社が取り組むべき貢献を表しており、ステークホルダーの声を聴くことは重要です。
従来から行っている社内や地域住民、行政との対話だけでなく、Webサイトでの活動情報の発信や直接の対話など、幅広いステークホルダーとのコミュニケーションを図り、住友理工グループの環境活動に活かしていきます。
住友理工

グローバル本社

〒450-6316 名古屋市中村区名駅一丁目1番1号 JPタワー名古屋
アクセスマップ

小牧本社

〒485-8550 愛知県小牧市東三丁目1番地
アクセスマップ