現地スタッフと同じ方向を向いて仕事をする。
一緒に困難を乗り越える喜びがあります。

菅原 大貴2008年入社
Sumitomo Riko America, Inc.(SRK-TN ミッドウェイ)
法学部出身

言語や文化、考え方の違いを超えて。

Sumitomo Riko America, Inc.は、米州に所在するグループ会社の運営や事務オペレーションなどを統括する会社です。私は経理コーディネーターとして、各会社・工場の月次決算業務や利益計画策定、業績管理、会計監査対応などに携わっています。また、2017年に基幹システムを更新した際は、アメリカ人のスタッフと協働で業務プロセスの標準化を進めました。
赴任当初、私が特に難しさを感じたのが、スタッフとのコミュニケーションです。言語の壁がある上、仕事に対する考え方や物事のとらえ方が違い、なかなか思った通りに仕事を進めることができませんでした。そこで私が意識したのは、できるだけコミュニケーションを頻繁に取り、相手の主張(広い意味でアメリカ人の文化そのもの)を受け入れることです。その結果、今では現地スタッフと信頼関係を保ちながら仕事ができるようになりました。異なる文化の人たちに受け入れられ同じ方向を向いて仕事ができることに、とてもやりがいを感じます。

若手でも海外赴任のチャンスがある会社。

アメリカに来て一番印象に残っている仕事は、赴任した初年度の年度末決算対応です。基幹システムを更新した影響で、各データの精度にいくつも問題が生じていました。そこで現地スタッフとともに行ったのが、経理部門内だけでなく上流部門の元データまで遡り、一件ずつ問題をつぶし込むことです。データ量も多く地道な作業でしたが、「何が問題なのか」「どう対処するべきか」という議論を行い、何とか年度末決算業務を期限通りに対応し、その後の会計監査も問題なく乗り切ることができました。
世界各国に事業を展開する当社では、若手でもやる気さえあれば海外赴任のチャンスがあり、海外拠点の業績管理に携わることができます。文化や考え方の違いに直面することもありますが、粘り強く向き合って信頼関係を築くことができた時は、海外ならではの手応えを感じることができます。
今後の目標は、担当拠点の中期計画を達成することです。経理的な観点から改善計画の提案を行い、自ら改善活動に取り組んでいきたいと思っています。これからも「決してあきらめない」という姿勢を持ち、現地スタッフと一緒に前進を続けていきます。

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