入社4年目でプロジェクトの主担当に。
情報系技術者の活躍の場が広がっています。

近藤 忠優2016年入社
IoTデバイスセンター システム技術開発室
情報工学科出身

ゴム製センサの
ソフトウェア開発を担当。

住友理工では今、当社オリジナルの「柔軟センサ」というものを開発しています。これは、電気を通す特殊なゴム材料で作られたやわらかいセンサで、病院のベッドなどに敷いてバイタル情報(呼吸、心拍、体の動きなど)を測るものです。このセンサの技術を使って当社では今、介護・医療向けのさまざまな製品開発を進めています。
システムエンジニアとして私が担当しているのは、柔軟センサから取得したデータを可視化するソフトウェア開発の仕事です。大きく「センサ」「回路」「ソフトウェア」という3つの担当領域がある中で、ソフトウェア分野の主担当を入社4年目から任されています。一つのプロジェクトを任される責任は重いですが、プロジェクトを終えて担当製品がリリースされた時は喜びを感じます。ホッとすると同時に「次もがんばろう」と思える瞬間です。

会社説明会での質問が、入社のきっかけに。

就職活動の際、私は住友理工の説明会で「ゴム製品を主力とする御社の中で、私が活躍する場所はありますか?」と質問しました。それに対する採用担当の方の回答は、「当社は化学のイメージが強いと思いますが、社内の各部署で電気・情報系出身者の力も必要とされています」というものでした。情報系の技術者が少ない住友理工なら、若いうちから第一線で活躍できるかもしれない。そう考えて住友理工に入社することを決めました。
入社後の私が、実際に早いうちから責任のある仕事を任されていることは、前述の通りです。そして当社では今、健康介護分野の製品だけではなく、運転手の心拍や呼吸などを検知する「ドライバモニタリングシステム」や、運転手がステアリングに触れていることを検知する「ステアリングタッチセンサ」など、自動車向けの製品にもセンサ技術の活用が広がっています。新しい製品開発が進む中、情報系の技術者の活躍領域がどんどん広がっています。

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