INTERVIEW  MOVIE 地震対策に必要なものとは 昨今大地震が頻繁に発生している中、地震対策に不安を感じる方も多いはずです。 地震対策には何が有効か、専門家にインタビューしました。東京都市大学 工学部建築学科 大橋 好光 教授

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大地震が複数回きても住み続けられる対策が必要

東日本大震災や熊本地震以降、大地震が複数回発生することを想定することが重要になり、建物の耐震性に対する考え方が大きく変わりました。
大地震に複数回遭って建物が損傷しても、補修をすれば住み続けられる建物であることが重要になってきたのです。

大地震(震度6弱以上)が複数回発生「2016年熊本地震」

出典:気象庁ホームページ(http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/2016_04_14_kumamoto/kumamoto_over1.pdf
※上のグラフは、気象庁地震火山部の情報を基に当社で作成

THEME02

複数回くる大地震には「制震装置」

複数回の大地震に耐えうる性能

これからは複数回の大地震を想定し、ゴムの性質である繰り返しの変形に対しても性能が劣化しない制震装置が有効

耐震等級3 +制震装置 =複数回の大地震に有効

耐震等級3では、一回の大地震での建物の変形を小さく留める意味では有効です。補修は必要ですが住み続けられる住宅を実現する上で、繰り返しの大地震にも性能劣化が少ない制震装置を取り付けておくことが非常に有効です。

耐震だけではなく、制震をプラスすることで生活に安心と強さを

耐久性に優れた制震装置を選ぶことが大切

制震のメカニズムにはそれぞれ特徴がありますが、特に重要なのは繰り返しの変形に有効なだけでなく経年劣化の少ない耐久性の優れた制振装置です。TRCダンパーは100年間メンテナンスフリーです。
※当社劣化促進試験の結果

メンテナンスFREE

生活に安心と強さを くらしを守る住友理工のTRCダンパー

地震エネルギーを吸収する「制震」で、地震を〝制〟す

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住み続けられる住宅が、住み続けられる街をつくる

今、SDGs(持続可能な開発目標)という考え方が注目されており、その中のひとつに「住み続けられる街づくり」という項目があります。補修は必要ですが住み続けられる住宅を作ることも、SDGsの考え方を実現する技術だと思います。

住み続けられるまちづくりを SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。

大橋好光教授

大橋好光教授

2005年より東京都市大学(旧武蔵工業大学)教授。
主な研究テーマ「軸組工法の耐震設計」、「木造住宅の耐震診断」等
主な著書
「集成材建築物設計の手引き」(共著) 2012年4月㈱大成出版社
「住宅基礎の構造設計演習帳」(共著) 2012年2月日本建築センター他