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TRCダンパーの特長
高い制震効果
実験概要
試験体 | 10坪2階建て |
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等級 | 耐震等級3相当 |
試験場所 | 京都大学防災研究所 |
入力地震波 | 極大地震想定:JMA神戸NS波 1回入力(震度6強) |
繰り返し地震想定:BCJ-L2波 3回入力(震度6強) |
耐震等級3相当の耐震住宅とTRCダンパーを設置した制震住宅に異なる2つの地震波を入力しました。
震度6強相当実験結果
繰り返し地震実験結果
実大実験では、震度6強相当・繰り返し地震両方で、水平変位を1/2まで低減。
また、繰り返しの地震では、3回目での釘抜け本数が耐震住宅の1/10程度という結果に。
TRCダンパーを設置した制震住宅が耐震住宅と比べて「繰り返しの地震」に強いことを実証しました。
繰り返し地震とは
2016年4月に発生した熊本地震は、3日間のうちに震度6弱以上の地震を7度も記録するという前例のない地震でした。熊本地震では、1回目の地震に耐えることはできても、繰り返し発生した地震の影響で倒壊する住宅が目立ち、その対象は新耐震基準と呼ばれる最新のルールで建てられた住宅にも及びました。
地震は1度来たら終わりではありません。今後も熊本地震のような繰り返しの地震が発生した際、どのようにして大切な住まいを守ることができるのでしょうか。その答えの一つが”繰り返しの地震に強い”
TRCダンパーにあります。
出典:気象庁ホームページ(http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/2016_04_14_kumamoto/kumamoto_over1.pdf)
※上のグラフは、気象庁地震火山部の情報を基に当社で作成
倒壊は免れても、損傷により高額の修繕費用が発生!?
損傷リスクは、筋交いや補強金物の損傷から、土台や外壁のヒビ割れ、ドアやサッシの歪み、屋根や瓦のズレ・損壊、給水管の破損に至るまで、広範囲にわたります。それらを修繕すると、高額な費用が必要になるため、損傷をできる限り軽減させる対策が望まれます。
柱の割れ、ホールダウン金物の損傷