先輩社員インタビュー
若手のうちから
裁量を与えてもらえ、
20代で海外赴任へ。
技術系
田中 陽子2018年入社
SumiRiko Eastern Rubber
Marketing Department
経済学部卒
Thema 01
入社のきっかけ
学生時代から将来は海外で働きたいと思っており、フランスに1年間留学するなど語学の勉強にも力を入れていました。また、実家が製造業を営んでいたこともあって、日本のモノづくりで生まれた製品を世界に広めるような仕事に就きたいとも考えていました。
就職活動を進めるなかで住友理工に興味を持ったのは、社名変更やM&Aを行うなど、さまざまな新しい取り組みを積極的に行っていたからです。また、説明会や懇談会に参加して先輩社員と話してみると、20代から海外の拠点で働けるチャンスがあることがわかりました。説明会で聞いた「若手にも裁量を与える会社」という住友理工の特徴にも魅力を感じましたね。
実際に入社してみると、入社2〜3年目からプロジェクトを任せてもらえましたし、入社5年目で海外赴任が決まりました。若手のうちからチャンスをもらえる会社という説明に嘘がなかったことを強く実感しています。
Thema 02
現在の業務内容
現在はタイのSumiRiko Eastern Rubberに出向し、日系自動車メーカー向けの営業拡販活動をメインに担当しています。SumiRiko Eastern Rubberは、防振ゴムやホースを生産し、各自動車メーカーのASEANにある工場などに提供する住友理工グループのグローバル拠点。私はマーケティング担当として、お客様から新車開発の動向をヒアリングし、受注に向けての提案活動や量産に向けた準備などを行っています。
私が所属するSumiRiko Eastern Rubberのマーケティング部門では、10名の現地スタッフが一緒に働いています。お互いに母国語ではない英語で会話するため、グラフや図を積極的に活用し、誤解が生じないように注意してコミュニケーションを取っています。また、業務が立て込んでいても定時で仕事を終えるのが当たり前とされているなど、タイには日本と異なる文化が根付いています。そうした文化的な背景にも配慮しながらコミュニケーションを取り、プロジェクトの進捗をマネジメントしています。
Thema 03
Believe yourself
SumiRiko Eastern Rubberに赴任して、もうすぐ1年です。本社在籍時から営業を担当していましたが、こちらでは(赴任前に比べ)客先も製品も広い範囲をカバーしているので、赴任当初はわからないことばかりでした。現地スタッフからの質問に対して的確な回答ができないなど、失敗もたくさん経験しました。そんなときに支えてくれたのは、やはり社内の仲間でした。SumiRiko Eastern Rubberで一緒に働く上司や先輩はもちろん、日本の本社で働く同僚も、私がなにか助けを求めればすぐにサポートしてくれます。メーカーの仕事はひとりではなにもできないなかで、住友理工では素敵な仲間に恵まれていることを改めて感じました。
今では、製品だけでなく、拠点全体についても理解を深めることができています。製品を受注してから、どのように生産準備を進め、製造の過程ではどのようなトラブルが起きやすいのか。そのように自社の事業に関する一連の流れを俯瞰できるようになったのも、SumiRiko Eastern Rubberで幅広い業務を経験するなかで大きく成長できた点のひとつです。
1日のスケジュール
08:00
08:00始業
朝礼に参加。前日の工場の稼働状況やトラブルなどについて情報を共有します。
10:00
10:00打ち合わせ
日本の本社とWEBミーティングを行います。
12:00
12:00昼食
社内の食堂でタイ料理を食べます。日本人の上司や現地スタッフと一緒に食べることもあります。
13:00
13:00資料作成
製品開発に関するプロジェクトの資料を作成。ひとつのプロジェクトを3〜4年かけて進行します。
15:00
15:00お客様を訪問
週1回くらいのペースでお客様の支社を訪問し、営業活動や打ち合わせを行っています。
18:00
18:00業務終了
ジムに行ってリフレッシュしたり、同僚と食事に行ったりして、自分の時間を楽しみます。
休日の過ごし方
タイは一年中気温が高く、日中は30度を超えます。なので、昼間は外出せず、自宅で読書をしたりタイ語の勉強をしたりしています。そして、夕方になって涼しくなったらビーチに行って、のんびりビールを飲んで過ごします。タイのお祭りであるソンクラン(水かけ祭り)やロイクラトン(灯籠飛ばし)なども楽しんでいます。