同期社員トーク
会うだけでも励まされる!?
同期社員への想いを語る
クロストーク
住友理工に新卒入社すると、多くの同期社員と一緒にキャリアを歩み始めることになります。
同期社員とは、どのような存在なのか?入社4年目の2人に、同期について語り合ってもらいました。
- 河合 崇成 2020年入社
- 自動車用ホース事業部
生産統括部小牧生産技術部
物質化学科出身
生産技術部で自動車用ゴムホースを担当。製品を量産化するための設備導入や工程フローの設定を行うとともに、量産している製品の工程の改良なども進めている。堀部とは信州大学陸上部の同期でもある。
- 堀部 裕矢 2020年入社
- 防振事業本部
防振技術統括部第1技術部
繊維学専攻出身
自動車の足回りに用いられる防振ゴムの設計・開発を担当。自動車の新モデルの開発や現行モデルの改良に合わせ、新たな防振ゴム製品の設計を担当。また、各部署と連携して生産準備の業務なども行っている。
Thema 01
2人の同期社員との
関係は?
同期社員がテーマの座談会ということだけど、自分たちの代は総合職の同期が40人くらいだよね。
そうだね。みんなで仲良くしているよね。
堀部と自分は大学の陸上部の同期だから当然だけれど、他の同期も含めて今も仲良くしているよね。
ほとんど退職した人もいないしね。今でも10人以上で集まってキャンプに行ったりしているし、一緒にアーティストのライブに行くこともある。寮で生活していたころは毎日のように同期と夕ご飯を食べに行くのが楽しかった。
身体を動かすのが好きな同期が多かったから、みんなでランニングとかもしてたよね(笑)。同期とは事業部関係なく交流できるのもいいと思う。
それと、自分たちの代は入社したときがコロナ禍だったから、当時は寮にいる時間が長かった。外出できないのは嫌だったけど、それでも寮には同期がいて一緒に遊んだりできたから、それでリフレッシュできた。
Thema 02
同期に助けられた
エピソードは?
今でも同期と会うと元気が出るよ。いろいろ話すと、自分も仕事をがんばろうと思えるし。
自分もそうだね。以前、九州に長期出張していたときも、久しぶりに小牧に帰ってきて同期と会ったときに、すごく元気が出た。長期出張でやっぱり寂しかったんだろうね(笑)。
自分も同期に励まされた経験はたくさんあるよ。例えば、責任の大きな仕事を任されてプレッシャーに苦しんだときに河合に助けてもらったりとか。「そんなことで悩んでいるやつは信州大学陸上部にいらない!退部だ!」って言われて。もう陸上部じゃなかったし、全然意味がわからないんだけど……それでなぜか元気になれたんだよね(笑)。
そんなこと言ったっけ(笑)。まったく覚えていない。
それに、自分は業務でさまざまな部署とやりとりするんだけど、新人のころは他の部署の業務をほとんど知らなかったから、同期にいろいろ教えてもらっていたよ。同期から話を聞いて各部署がどのような情報を知りたいのか理解したら、資料づくりなどがうまくできるようになった。
自分は通常業務のなかで総合職の同期と連携する機会はないけど、リクルーター活動などでは一緒になることはある。それと、プライベートで会ってもお互いの近況報告などを兼ねて仕事の話をするから、同期との会話を通して他部署の状況を把握できるよね。
Thema 03
これまでの挑戦と成長について
Believe yourself
これまでの仕事で一番印象深い仕事はなに?
やっぱり河合に励まされたときの仕事かな。ある人気車種のモデルチェンジに合わせて、新しい防振ゴム製品を開発したプロジェクト。自分が担当したのは試作フェーズから量産化に移る段階だったのだけれど、当時はまだ知識や経験が浅かったから量産化の準備でいろんな部署に迷惑をかけてしまって。そのときに落ち込んでしまったわけだけど、河合に「退部だ!」と言ってもらって立ち直れた(笑)。
改めて聞くと、確かに落ち込んでもしょうがない状況だね。
でも、自分の失敗を上司や先輩がスピーディにフォローしてくれて、温かい人柄を感じたよ。感情的に叱責されるようなことはまったくなくて、「今後同じ失敗をしないようにするにはどうすればいいのか」という内容にフォーカスして指導してくれたし。河合の印象深い仕事は?
お客様の増産化に合わせ、自分が担当する工場の生産力を増強しなければいけなかったことがあって。3ヶ月しか時間がないなかで、設備や人の配置をどう改善すれば生産力を上げられるのか考えるのが大変だった。
それは難しい仕事だね。
経験が少ないなかで取り組んだので大変だったけど、製造部門や関係部門の方々が協力してくれて。なかでも製造部門の同期がいろいろ教えてくれたし、改善のためのさまざまな試みにも積極的に参加してくれて。すごく助けられた。
お互い周りに助けられているね。
そうだね。ただ、周りに支えられているおかげかもしれないけれど、堀部がすごく成長しているのも感じるよ。学生時代は積極的に周りとコミュニケーションを取らないタイプに見えたけど、今は幅広い関係者とうまく関係を構築しながら仕事を進めているのが、日頃話を聞いていて伝わってくる。
河合も学生時代に比べてすごく成長したと思う。学生のころはいつも感情でしゃべっている印象だったけど、今はロジカルに話していて社会人らしくなった。
Thema 04
今後の目標は?
河合は今後はどうなっていきたい?
これまでいろんな知識を学べたけど、これからも多くのことを学んでいきたいね。そして、生産技術のスペシャリストとしてグローバルに活躍したい。
自分は、担当する製品を製品単体で見るのではなく、車両全体から最適化を考えられる技術者になりたい。広い視点を持った技術者に成長するために、製造現場などに積極的に足を運んで、いろいろ学んでいきたい。
若手発信で新しい試みに挑戦したり、業務改善をしたりしていけたらとも自分は思ってる。
そうだね。各部署にいる同期が連携して、新しい製品を開発できたりしたらいいね。