INTERVIEW - 山本雄大

先輩社員インタビュー

自分の設計が
製品として形になる。
その感動がやりがいに。

技術系

山本雄大2021年入社

産業用機能部品事業本部
化工品事業部免制振デバイス技術部
システム数理学科出身

Thema 01

入社のきっかけ

技術者としてモノづくりに携わりたいという想いを持って、私は就職活動を始めました。そして、住友理工に入社するきっかけとなったのは、インターンシップへの参加です。10日間にわたって技術者の業務を体験させてもらったなかで印象深かったのは、先輩社員が私の「考える力」を養おうとしてくれたこと。仕事を進める上での課題に対して、先輩社員がすぐに答えを教えるのではなく、「まずは自分で考えてみよう」と私が自分で考えるプロセスを大切にしてくれました。また、若手にも裁量を与えてくれる風土や和やかな社風も実感できました。この環境でならのびのびと働くことができ、成長していけると確信が持てました。
インターンシップで感じた住友理工の印象は、入社して3年経った今も変わっていません。私の意見を丁寧に聞いてくれますし、上司や先輩は積極的に若手のアイデアを求めます。「どう思う？」「なにかアイデアある？」と聞いてもらえるので、新入社員のころから自分の考えを伝えられました。

Thema 02

業務内容とこれまでのキャリア業務内容

私が担当している製品は、交通振動や生活振動での建物の不快な横揺れを低減するシステムであるTMD（Tune Mass Damper）の設計と開発です。TMDは住友理工のゴム配合技術を応用した製品で、TMDのマスが建物の揺れと反対方向に動き、揺れを打ち消しあうことで住環境における不快な揺れを大幅に低減するものです。入社2年目までは既存製品の改良を担当し、必要な知識や技術を身につけました。そして入社3年目となった今は新製品の開発にもアイデア出しから関わるようになっています。お客様と一番近い営業部門からニーズをヒアリングし、これまでにない新たな製品や技術を生み出すためのアイデアを考えています。
仕事のやりがいは、自分の設計が製品として形になることです。その製品が多くの人の暮らしに快適さを提供し、人々の生活をより豊かにしていると思うと、やっぱり嬉しいですね。今後は自分のアイデアでより良い製品を開発し、社会や人々の生活の豊かさ、快適さに貢献していきたいと思います。

Thema 03
Believe yourself
「技術者の最大のアウトプットは設計図」。入社以来、この言葉を上司や先輩から繰り返し聞かされてきました。私が描いた設計図は生産技術部門、製造部門へと渡り、製品が量産されます。設計図にミスがあれば、その影響は非常に大きくなってしまいます。
								
私は学生時代に設計図を描いた経験がなかったので、入社後にイチから学ぶ必要がありました。また、学部卒の自分は大学院卒の同期と比べて専門知識が少ないとも感じていました。そうしたなかで、私がずっと意識しているのは“貪欲に学ぶこと”。書籍などで学びつつ、業務のなかで理解できない内容があれば、すぐに上司や先輩に質問をしてきました。そのように貪欲に前向きに学んできた結果、今では設計図を描く技術も身につきましたし、ひとりで進められる業務も増えてきました。
								
学生時代に製図やゴムに関する専門知識を学んでいなくても、入社後に貪欲に学べば数年で大きく成長していけます。そして住友理工には、積極的に学ぶ若手を熱心に支えてくれる上司や先輩たちがいます。前向きに学ぶ意欲がある方は、自分に自信を持って住友理工に入社してください。