住友理工

 

ステークホルダーダイアログ Stakeholder Dialogue

株主・投資家、お客様、取引先、従業員、地域社会、地球環境

当社の目指すべき社会像検討に向けた社内ダイアログ2023

住友理工では、CSR・サステナビリティ経営を進める上で経営陣とステークホルダーとしての従業員の双方向のコミュニケーションが重要であると考えています。「従業員ダイアログ」はこのコミュニケーションの場として、今回で5回目の開催となりました。
2022年度は「当社の目指すべき社会像」をテーマに、次期長期ビジョンである「2029年住友理工グループビジョン(2029V)」を策定している中堅従業員、経営陣と労働組合にて、中堅従業員が考える社会像と住友理工の役割・課題に関して議論しました。当日はJPタワー名古屋ホール&カンファレンスにて、清水社長、大島専務、山根常務、宮城社外取締役と、中堅社員、労働組合役員等計30名が参加しました。

変化を待つのではなく、起こす側になる

現在は事業環境変化が見通せない時代であり、2029Vでは未来予測をするのではなく、住友理工として長期的に目指すべき社会像をまず定めたうえで、2029年に向けた住友理工の役割や解決すべき課題を設定することとしました。
2029Vを策定している中堅社員を「気候変動/安全・快適/グローバル/人材」の4テーマごとのチームに分け、シナリオプランニングを実施し、当日各チームから目指すべき社会像と住友理工の役割・課題をプレゼンしていただきました。
参加者は、「住友理工の強みが生かせるのか?」「どのような他企業との共創が必要なのか?」「自分たちは何を変えるべきなのか?」等活発に意見交換しました。

自然と都市と人の空間が繋がる グリーンで快適な社会

各チームの報告・討議を総括し、当社が目指すべき社会像は「自然と都市と人の空間が繋がる グリーンで快適な社会」と定めました。2029Vではこの社会像実現に向けた中間地点として、2029年に向けた住友理工グループの方向性や取り組むべき重要課題の整理をしていきます。

住友理工の役割、存在意義は?

住友理工の役割を議論・共有する中で、住友理工の存在意義として「当社は何のために存在しているのか?」「これまで何をしてきたのか?」「そして何ができるのか?」を改めて、2029Vにおいて明確化し従業員に伝える必要性を認識しました。
参加者の意見(労働組合 役員)
  • 中堅社員の方々が真剣に考え、取り組まれていることが良く分かった。
  • お互いが真剣に取り組んで、意見交換する場からこその気付きであると思うが、このような機会が他にも持てれば、社員の相互理解も深まると感じた。
  • 今後業務から切り離して、社員同士が真剣に意見交換する場を会社として検討することは出来ないか?
  • 役員の方とビジョンに関する内容もしかり、労働組合に関して会話をする機会もあり、有意義な時間を過ごせました。
  • 会社のビジョンがどのように作成されていたのか、これからのビジョンをどのように決めていくのかを少しでも知ることが出来て大変勉強になりました。
今年は長期Vision策定のプロセスとして従業員ダイアログを活用しました。今後も、経営陣と従業員の対話を深め、お互いが会社の将来を語り合い、力を合わせていけるような、社会価値創造に向けた重要な場としていきます。

第8回SDGs学生小論文アワード by 住友理工

受賞者懇談会での集合写真(2023年1月)
「SDGs学生小論文アワード by 住友理工」は、住友理工への商号変更を記念する新たな社会貢献活動として、“未来を担う若者たちを応援する事業”と位置づけ、2015年より取組みを始めたプログラムです(設立時名称「住友理工学生小論文アワード」)。
このアワードをきっかけとし、全国の学生のみなさんが社会の課題や持続可能な社会づくりについて学び、考えた結果を論じる場の提供と、受賞をきっかけに更に見聞を広め若者の成長に貢献することを目指しています。
2022年度は、「“パーパスを起点に企業を変えるには~存在意義はなぜ必要なのか~”」をテーマに論文を募集。審査は、審査委員長の高村ゆかり氏(東京大学未来ビジョン研究センター教授)をはじめとする有識者の皆さまに加え、若者の思考や提案を取り入れ経営に生かすことを目的として、住友理工グループ従業員も一次審査に加わり、最優秀賞、最優秀次席、優秀賞、審査委員特別賞など7本の受賞論文を決定しました。1月には、最優秀賞、最優秀次席、優秀賞を受賞した8名の学生と審査委員、当社役員が参加する懇談会を実施。懇談会では、各受賞学生の応募論文についてのプレゼンテーション、また受賞者インタビューとして、各企業のパーパスについて受けるイメージや当社への積極的な意見をいただき、学生という次世代を担うステークホルダーとの対話を通じて、企業が目指すべき姿や、学生たちが関心を持っている社会課題などを知る大変貴重な機会となりました。
今後も引き続き、未来を担う若者を応援するプログラムとしてこのアワードを実施し、持続可能な社会を構築するための取組みを進めていきます。

住友理工

グローバル本社

〒450-6316 名古屋市中村区名駅一丁目1番1号 JPタワー名古屋
アクセスマップ

小牧本社

〒485-8550 愛知県小牧市東三丁目1番地
アクセスマップ