事例:(株)スギヤマゲン様の ワクチン輸送用断熱ボックス「BioBox Freezer」に採用
解決したい課題
今ある形を変えずに、保冷力・保冷時間をあげたい
定温輸送ボックスは、定期的にドライアイスを追加することで保冷性を保ちます。使用されるドライアイスには、角形ドライアイスを使用。
追加するドライアイス不足になるのは明白であり、新型コロナワクチン接種の本格化に伴う不足が懸念されていた。
施工内容
BioBoxFreezerに当社のファインシュライト™が採用されました。塗料化したシリカエアロゲルを不織布に含侵させ、その上にアルミ蒸着フィルムを張り付けたシートタイプ(0.6mm)の断熱材です。外からの熱を反射する「遮熱」と、ボックス内の熱が外に逃げていくのを防ぐ「断熱」の効果を発揮するのが特長で、ボックスに内蔵された真空断熱材にファインシュライトを追加で使用。
結 果
ファインシュライトにより、断熱性能を約2割向上させました。
ドライアイスを入れて保冷し、電源なし、ドライアイスの追加なしでも-70℃以下を12日間保持することが可能となりました。