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VISION

挑め。進め。
VISION

当社は、現在の「自動車」「住環境」「インフラ」「ICT(情報通信)」の事業分野に、
当社グループのコア技術をベースにした「医療・介護・健康」「資源・環境・エネルギー」を加えた
6分野で事業展開を行い2020年代初頭には1兆円の売上高をめざします。

2020年 VISION の策定

住友理工のありたい姿

重点課題

各セグメントの戦略

自動車

「防振ゴム」「自動車用ホース」「制遮音・内装品」を柱に、海外現地開発体制を整備した上、非日系自動車メーカーへ積極的に参入し、グローバル競争力をさらに高めます。また、海外拠点を拡充してグローバル供給体制のさらなる強化を図ります。一方、新市場では、環境対応車・小型車向け製品の開発にも注力。環境ニーズに対応するため、ハイブリッド電気自動車(HEV)、電気自動車(EV)、燃料電池自動車(FCV)向け新製品の開発を推進していきます。

住環境

自動車分野で培った制振の技術を応用した地震対策デバイスは、地震のエネルギーを吸収して揺れを抑える「制震」技術を搭載しております。国内では、住宅リフォームや耐震診断義務化によるビル耐震化等の需要が増加すると考えられるため、住宅・オフィスビル・マンション向けの制震デバイス「TRCダンパー」や日常生活における振動の揺れを軽減する「マルチタイプTMD」の販売拡大に注力します。海外ではニーズを見極めながらシェアの伸長を狙います。

ICT

ITエレクトロニクスの分野では、低価格のプリンター・複写機用高機能部品を開発し、市場投入を行います。また、お客さまの海外拠点に対する最適納入体制を確立するなど、新興国向けの製品を拡充していきます。また、POD(プリントオンデマンド)をはじめとした新市場・新分野にも積極的に取り組み、これらに対応した高機能製品の開発を進めます。

インフラ

高圧ホースの拡販を中国・インドで強化し、北米・インド・欧州では鉄道車両用防振ゴムを新規展開していきます。特に欧州へは、M&A先のAnvis社とのシナジー効果を生かし、両社協働で参入を進めます。国内では、東京オリンピック、リニア新幹線の開通など、インフラ需要の高まりが期待されています。

資源・環境・エネルギー

CO2排出削減の手助けとなる窓用省エネフィルム「リフレシャイン」は、夏の日射熱流入抑制に加え、冬の室内熱流出を抑える機能を高透明で実現しました。また、印刷における製版工程で溶剤の代わりに水を使う環境負荷を低減する水現像版技術「AquaGreen」を独自開発。環境改善に向けた新技術開発、拡販の取り組みを今後も積極的に推進します。

医療・介護健康

創業以来培ってきたコア技術をもとにさらなる先進技術を開発・育成し、新製品を創出して市場へと送り出します。現在取り組んでいるのは体圧検知センサ、床ずれ防止アクティブマットレス、次世代柔軟入力インターフェースなどに応用できるSRセンサなど。高齢化社会を支える技術の開発に取り組んでいきます。