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先輩社員

先輩社員
人事総務本部 人事部 ヘルスケア室 岡本 未奈子 2007年入社

人事総務本部 人事部 ヘルスケア室 岡本 未奈子 2007年入社

入社後、人事部で採用活動などを担当していました。2010年にヘルスケア室に異動後は、社員が心身ともに健康な状態で働けるような制度や環境づくりに取り組んでいます。世界トップシェアを誇るモノづくりを“人”の側面から支えることにやりがいを感じています。


モノづくりのはじまりは“健康づくり”から。社員を支えることにやりがいを感じます。

現在の業務内容は?

ヘルスケア室は、産業医や保健師、看護師など医療の専門家とともに社員の健康をサポートする部署です。診察などの医療行為は専門家の分野ですが、健康診断の設定や休職から復職までの制度づくりなどが私の仕事です。また海外へ赴任する社員に対しては、予防接種など赴任前準備や海外生活での健康面での相談ができるように体制づくりを行います。気候や食事などが異なる海外では、心身ともに負担がかかりがちです。注意点や困った時の対処法などを事前に伝え、本人はもちろん、家族も万全の体制で海外生活をはじめられるようにヘルスケア室全体でサポートをします。

これまでで最大のチャレンジは、どんな仕事でしたか?

産休・育休から復帰した2013年に部内プロジェクトに携わりました。テーマは体調不良などで休職していた社員に対しての復職支援プログラムの制度策定です。従来のそっと見守るような体制から、本人のやる気を後押しするような制度に変更しました。復職前の準備段階で歩数計をつけてのウォーキングをするなど、本人の目に見える形の体力づくりを提案し、やる気をサポートします。手さぐりの中で運用をはじめましたが、先輩や専門家と協力しながら、制度運用を始めています。

今後の課題は?

今回の運用ではマニュアルをつくったものの、そこにあてはまらないケースも少なからずでてきます。そうしたイレギュラーな案件に対し、柔軟に対応しながら、プログラムをより良いものへの改善していくことが今後の課題です。同じケアをしても人によってプラスに働くこともあれば逆もあります。本人の性格や病状などを考慮しながら、その都度専門家と相談しながら方向付けをしていきたいです。

どんなときにやりがいを感じますか?

健康については「ここまでやれば大丈夫」ということはなく、改善に終わりはありません。しかし休職していた社員が復職し、元気に働いている姿を見たときには、ひとつの結果としてやりがいを実感します。また今回のプロジェクトを運用していく中で、他拠点の社員をはじめ、産業医や保健師、看護師、法務の専門家などさまざまな人と連携しました。部を横断してさまざまな組織と横のつながりがもてたことも嬉しかったです。皆で考えることで幅広い提案が生まれ、私個人もより広い視野がもてるようになりました。

オンとオフの切り替えは?

同期の女子と過ごす時間は、貴重な息抜きのひとときになります。それぞれ部署は異なりますが、気軽に電話で話したり一緒に旅行したりと仲良しです。海外駐在の経験をもつ営業職のメンバーもいるなど、みんなの活躍ぶりに「私ももっと頑張ろう」と励まされます。仕事と家庭の両立は容易ではありませんが、社内には託児所があり、周囲も理解してくれるなど働きやすい環境です。限られた時間の中ではありますが、専門知識を深めながら家庭と仕事のバランスのとれた働き方をしていきたいです。