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先輩社員

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グローバル自動車営業本部 東京自動車営業部 防振営業課 小川 純司 2007年入社

グローバル自動車営業本部 東京自動車営業部 防振営業課 小川 純司 2007年入社

2009年アメリカでのトレーニー研修を経て、現在は自動車向け防振ゴムの営業活動を行っています。お客さまは日本の自動車メーカーですが、営業の舞台は世界。アジア各国、北中米各国、欧州各国で受注を勝ち取るために、チームをまとめる中心的な役割を果たすことにやりがいを感じています。


グローバルコンペに勝つためにメンバーたちを鼓舞し、動かす。営業はチームの中心に立つ司令塔です。

現在の業務内容は?

大手自動車メーカーに、自動車用防振ゴムを提案・販売する営業を行っています。営業の現場では「いかに住友理工にしかできないプランを提案できるか」がカギ。そこでお客さまにヒアリングを行うのですが、はじめは表面的なニーズしか引き出すことができません。しかし、熱意を持って聞き込みを続ければ、その向う側にある「本当のニーズ」が見えてきます。その後、社内の技術部や購買部などを巻き込みながら、いかにお客さまの要望に応える製品をつくるかを考え、実現させます。その一体感をつくるのも営業の役割です。

現在、挑戦している仕事を教えてください。

「2020年代初頭に売上高1兆円」を目指す当社にとって、重要なウエイトを占めているのが「グローバルコンペ」。文字通り世界各地で行われるコンペティション(競合プレゼンテーション)で、いかに勝ち、グローバルシェアを拡大させていくのかが私の重要なミッションのひとつです。受注に至るまでのロードマップを描き、関係部署や海外現地法人と一体となって戦えるチームをつくっていく。住友理工のグローバルマーケットにおける存在感を高めるという挑戦的な仕事に、大きなやりがいを感じています。

入社後、最もチャレンジングだった仕事とは?

以前、ある新車に搭載される防振ゴムのコンペに参加したときのこと。ここでも私は「住友理工ならでは」の提案を行うためにお客さまのもとに何度も足を運び、徹底的なヒアリングを行いました。結果その車種は、将来的にお客さまのグローバル戦略の中核を担う重要な位置づけにあることが分かったのです。いかにコストを抑えながら、現地生産を含めたグローバル対応を行うか。チーム全体で丸1年かけて行った提案が実を結び、受注に成功。お客さまからも「熱意がすごかった。ありがとう」とおっしゃっていただき、大きな自信につながった仕事です。

海外赴任中のエピソードを教えてください。

アメリカ赴任では当初、苦手な英語に苦戦しましたが、言葉の問題以外にも悩みがありました。日本のビジネスのやり方を、現地アメリカ人のスタッフたちに理解してもらえないのです。私が担当するお客さまは日本の自動車メーカー。日本流に慣れてもらわなければ仕事ができません。理由を説明しながら、背景にある私の想いを伝える――。そんな地道な活動を続けたところ、今ではこちらが意図を話す前に「日本ならこうだよね」と提案されるほどに理解を得られたのです。情熱があれば、文化や言語の壁は超えられると感じています。

海外生活での思い出を教えてください。

大好きな野球を本場で観戦できたことです。スタジアムの雰囲気はとにかく最高で、何度も観戦しました。当時マリナーズにはイチロー選手が、ヤンキースには松井選手が所属しており、どちらの活躍もスタジアムで見られたのは幸運だったと思います。特に2009年はヤンキースがワールドチャンピオンになった年で、松井選手がシリーズMVPを受賞するという大活躍。私が観戦したリーグ優勝決定シリーズは深夜1時をまわるほどの大熱戦で、ヤンキースがサヨナラで制したときの興奮は今も忘れられません。