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先輩社員

先輩社員
研究開発本部 研究管理室 担当次長 神戸 由美 1989年入社

研究開発本部 研究管理室 担当次長 神戸 由美 1989年入社

材料技術研究所や新商品開発部門を経て研究管理室に。現在は開発者のサポート役を担っています。プライベートでは2児の母。チーム内で助け合いながら、男女ともに気持ちよく働ける組織づくりに取り組んでいます。


社内にある、技術や人などの財産。それらをつなぐことで付加価値のあるものを提供したい。

現在の業務内容は?

入社後は材料の研究や新商品の開発など、さまざまな業務を経験。2度の産休・育休を経て、現在は主に新規事業を創出するための研究テーマの管理やサポート業務に携わっています。開発者をフォローする立場ではありますが、これまでに培った経験を活かし、常に開発者と同じ目線に立つよう心がけています。同時に一歩先の未来を見据え、新たな市場のニーズ、新たな技術の種を探す姿勢も忘れないようにしています。

開発者に求められる資質とは?

自分の感性を信じること、自分の目で見て、感じたことを大切にすることだと思います。物事を多角的に捉えることも重要です。私自身は、開発者と同じ視点をもちながら、同時に消費者としての視点も忘れないように心がけています。女性ならではの視点から、一消費者として製品の使いやすさなどを評価し、より良いモノづくりに貢献していきたいです。

チーム内で工夫していることは?

日頃からチーム内で業務内容や進捗状況を共有しています。オープンにできる資料はパソコンの共有フォルダに置いておくなど、常にみんなが確認できる状況に。そうすることでいざというときもお互いにフォローしやすくなります。特に産休・育休後は子どもの病気など、不測の事態が少なくありません。自分ひとりで情報を抱え込んでしまうと、そういった際に仕事がストップしてしまいます。日頃からコミュニケーションをとり、お互いの状況を理解することで快くサポートし合える環境をつくっています。

産休・育休を経て、気持ちに変化は?

入社してからこれまで、見える景色は年々変化しています。特に産休・育休から復帰した際には、これまでと景色が大きく変わっていました。産休・育休中は家にいる時間が多く、自分の時間はほとんどない状態。その期間を経て職場に復帰してみると、会社で開発に取り組んでいる時間も“自分の時間”と捉えられるようになりました。家庭と仕事の両立は決して容易ではありませんが限られた時間内で工夫しながら取り組むことで、また新たな景色と出会うことができると思います。

今後目指すべき組織の姿とは?

社内には知識や技術、人など、さまざまな財産があります。それらをつなぎ合わせることでシナジーが生まれ、付加価値のある仕組みや製品が創出できると確信しています。人も同じで一人ひとりにできることには限界がありますが、個々の力がつながったときにより大きな成果が生まれます。私は現在の立場から、社内にある技術や人をつなげていきたいと思います。