住友理工 新卒採用サイト

先輩社員

先輩社員
化工品営業部 名古屋営業課 石原 元広 2008年入社

化工品営業部 名古屋営業課 石原 元広 2008年入社

就職活動中は「自分の力で切り開く仕事がしたい」と考えていた私。住友理工は、そんな想いを実現できる会社であることを知り入社を決めました。現在は地震大国である日本に「制震」という技術を普及させるための営業活動に勤しむ毎日です。


かけがえのない生命や財産を地震から守りたい。その想いを胸に、制震ダンパーの営業活動に挑んでいます。

現在の業務内容は?

住友理工は「振動をゴムで吸収する」というコア技術を応用し、さまざまな分野に多様な製品を展開しています。当社主力の自動車用部品以外、たとえば新幹線などの鉄道車両で使われる防振ゴムや、住宅、超高層ビルに使われる制震装置や遮音対策製品などがそれにあたります。私の仕事は、既に取引があるお客さま、新規のお客さま双方に向けて、それらの製品を提案する営業活動。社内の関係部署と力を合わせて、自社の強みを活かせる分野に新規参入することも可能ですので「チャレンジできる」部署だと思いますね。

現在、挑戦している仕事を教えてください。

木造住宅用制震ダンパーの拡販です。現在は地震にグッと耐える「耐震」が主流で、「制震」という言葉はやっと認知され始めたものの、制震機能を持つ家はまだまだ多くありません。制震ダンパーは揺れに耐えるだけでなく、揺れを吸収する機能を付加させることで、より地震に強い家をつくることができる製品です。人の生命や財産を守るためにも、普及を目指していきたいと考えています。また、大半が新規取引のため決まった営業方法がなく、各営業スタッフが売り方を模索している真っ最中です。

入社後、最もチャレンジングだった仕事とは?

そうですね、既に他社と長年取引をしている大手メーカーへの新規参入活動でしょうか。お客さまの「本当の困りごと」は隠されていることが多いのです。本音を話していただくためには、自分という人間を信頼していただく他ありません。そこで私は何度もお客さまを訪問し、ヒアリングを重ねながら関係構築に努めました。そしてある日「実はね・・・」という隠された本音を聞くことができたのです。本質的なニーズを満たす提案を作成し、見事、新規受注を獲得できました。泥臭いかもしれませんが、人と人との付き合いがベースにある営業という仕事の醍醐味だと感じています。

ズバリ、仕事の面白さとは?

日々の営業活動を通じて、業界ごとの違いを知ることができるのは面白いですね。業界によって納期に対する考え方ひとつとっても全然違うんですよ。また、私たちが扱う製品は、これからシェアを拡大させていく製品。「こうすれば売れる」というノウハウはまだありません。しかし裏を返せば「これしかやっちゃダメ」という枠がないということでもあります。各営業スタッフが自ら考えながら、新しい営業方法や商品企画にチャレンジできる。そんな自分にしかできない仕事を実現できるのは、大きな魅力ですね。

住友理工への入社を検討している学生たちにメッセージを!

私の入社の決め手になったのは先輩社員たちとの対話でした。「それ話してもいいの?」という生々しい苦労話なども交えながら「確かに大変だけど、充実してるよ」と教えてくれたのです。他社は自社のいいところばかりをアピールしてくるのですが、住友理工の先輩社員たちからは「ウソをついていない」という説得力を感じました。そんな先輩社員たちの姿に、ここでなら仕事を通じて自己成長できると確信したんですね。変化の著しい時代を、乗り超えていける力を身につけたい。そんな意欲をお持ちの方にはぴったりの会社だと思います。