先輩社員

玉置 卓也

フランス関係会社と連携し、
欧州鉄道市場での
拡販に取り組んでいます。

事業部門 玉置 卓也 2015年入社

転職前の仕事内容と、転職の理由を教えてください。

以前勤めていたのは、医療機器メーカーです。主に北南米を担当し、販売や新規開拓、サービス体制の維持管理、法規制への対応などを行いました。業務の幅が広く、やりがいはありましたが、ある時から会社方針が変わり、日本人の社員が海外営業の実務に携わる機会が減少。より積極的に海外拡販に影響できる環境で働きたいと思うようになりました。そんな時に知ったのが、自動車用防振ゴムで世界シェアNo.1を誇る住友理工です。日本の製造業に対する信頼感と、その製品や文化を広める使命感を日頃から感じていた私にとって、まさに理想的な会社でした。

現在どのような仕事を担当していますか?

2013年に当社がM&AをしたANVISグル-プにフランス関係会社がありますが、同社と協働し、欧州鉄道市場で車両防振ゴムの拡販を推進するのが、私の主な仕事です。両社それぞれの技術やこれまでの実績を活用して、どのように欧州での拡販を行うのか。密接に連携を取りながら、課題の設定や対策の立案、フォローを行っています。
これまでで印象に残っているのは、フランス関係会社のメンバーが小牧本社を訪れ、交流会を行った時のことです。1週間ほどかけて研修やミーティングを行う中で、「一緒に力を合わせてやっていこう」という気持ちを共有することができました。当時、私はまだ入社から3か月ほどで分からないことばかりでしたが、各部署の先輩に助けてもらいながらプログラムを終えることができました。国内外、部署の垣根を超えて連携することの大切さを肌で感じた出来事です。

先輩社員

住友理工に転職して良かったと思うのはどんな時ですか?

社員全員が強いプロ意識を持ち、何事にも果敢に取り組む風土があることに魅力を感じています。少し大げさな表現かもしれませんが、「これこそが日本のメーカーだ!」という意気込みを感じられる会社です。海外に展開していくためには、製品やサービスを提供するだけでなく、異なる文化を持つ人同士が理解し合う必要があります。企業人である前にまず求められるのが、一人の日本人としての振る舞いです。自社の製品とサービス、自国の文化を、自信を持って発信できる環境があることに喜びを感じています。

住友理工への転職を希望する人にメッセージをお願いします。

住友理工の企業文化をどのように活用し、海外での拡販につなげていくのか。そうした発想と強い意欲が、今まさに求められています。鉄道市場においても、これまで国内で築き上げたビジネスモデルに加えて、市場拡大の流れをしっかりと捉えた新しい仕組みづくりが必要です。これから長年にわたって当社の展開を支えていく重要なベースを、私たちは今、築こうとしています。そんな今こそ、多様な専門性と新しい発想を持った人の力が必要です。皆さんと一緒に仕事ができることを楽しみにしています。

先輩社員