ステークホルダーとの対話
従業員

2015年従業員ダイアログ

2015年度CSR従業員ダイアログ

統合報告書から見る住友理工~統合報告書を読み解く

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住友理工では、CSR経営を進める上で経営陣とステークホルダーである従業員の双方向のコミュニケーションが重要であると認識しています。「従業員ダイアログ」はこのコミュニケーションの場として2013年度から開催し、今回で3回目の開催となりました。
2015年度は「統合報告書から見る住友理工」を全体テーマに掲げ、「ビジネスモデル」「戦略」また当社が経営の基盤として掲げる「S.E.C.(安全・環境・コンプライアンス)」など、統合報告書で扱われる様々なテーマを軸に、意見交換を行いました。当日は尾崎・代表取締役執行役員副社長、大橋・取締役専務執行役員、前田・取締役常務執行役員、内藤・常務執行役員と本社、小牧・松阪・富士裾野の全製作所に勤務する代表従業員30名が2015年1月に新設されたグローバル本社会議室に参集し、活発な意見交換を行いました。

意見交換の概要

当社グループの事業について

【従業員からの声】
  • 住友理工グループが中期経営計画2015年VISION(15V)で成長市場と位置付けた「自動車」「ICT(情報通信)」「インフラ」「住環境」「医療・介護・健康」「資源・環境・エネルギー」6分野での目指す姿や、新市場・新領域での海外展開についてはどのように考えているのか。
  • グローバル・メガサプライヤーを目指す中での、グローバル本社設立の効果や期待、また成長を補完する全社的なシステム運用についての方向性について知りたい。
【経営陣からのメッセージ】
  • 15V策定の上で、世界情勢やビジネス環境を踏まえての社内討議を経て、6分野を成長市場と位置付けた。これは、売上高1兆円企業を目指すために、今の中核事業である「自動車用品」以外でのビジネスを増やすことが目的であった。現在は可能性の探索から選択と集中へと移行している時期であり、既存製品の海外展開や、新事業拡大が急務であると考えている。
  • 当社グループのマーケットは世界中に広がっている。このグローバル化には24時間365日対応可能とする経営管理の高度化が必要であり、グローバル本社の設立に至った。合わせて、グローバル本社を中心にダイバーシティマネジメント体制の構築を進めており、システム運用についてもグローバルでの最適化を図っている。

CSR活動について

【従業員からの声】
  • 国内での安全活動は浸透してきていると考えるが、海外拠点での活動はどの程度進んでいるのか。
  • F研やモノづくり塾などは当社の誇るべき研修だと考えている。一方で、研修実施時期など受講が難しいといった課題や、内容の形式化といった懸念があると感じている。今後の展開について知りたい。
  • 多様な文化、人材に触れあえる機会をもっと設けてほしい。
【経営陣からのメッセージ】
  • M&Aにより海外拠点が増えたことにより、各国・各拠点で理解される安全の基準作りとその浸透に努めている。どの職場においても「安全な職場環境とはどのようなところか」を考えるのが重要であり、またこれは経営陣からの発信に従うだけでなく、従業員も自分たちで考えていくことが大切である。
  • モノづくり塾は中国・ASEANなど海外拠点でも展開しており、現地従業員からも好評を得ている。但し、研修に関してはいずれも講師の数が不足しており、柔軟な対応ができていないという課題があるのは事実である。主催のモノづくり研究所とともに、多面的な改善に努めたい。
  • 開発を中心に各拠点での人材交流を進めている。現在は短期的な交流にとどまっているが、今後は日本への駐在など長期的な人材の交流・交換を考えたい。また、外国人・女性・障がい者にとどまらず、LGBTなど多様性への対応は今後必須である。グローバル本社を中心としたダイバーシティマネジメントの一環として真剣に取り組む。
  • ※ 性的少数者を象徴する言葉。L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスジェンダー。

統合報告書について

【従業員からの声】
  • 河口真理子様(大和総研株式会社)と西村会長の第三者意見対談を読み、統合報告書の意義を知ることができた。その上で報告書の中身が充実してきていることを感じている。本報告書の評価や今後の展開について教えてほしい。
【経営陣からのメッセージ】
  • 統合報告書は財務・非財務情報を一体化して開示することで、当社の姿を社内外に分かりやすく伝える媒体にしたいと考えている。また、報告書の作成プロセスを通じて、自分の業務に関わることだけでなく、当社グループ全体を理解する人材を増やしていくことも目指したい。今年に満足することなく、来年、再来年と進化させていく。

従業員との今後のダイアログに向けて

2015年度の従業員ダイアログは「統合報告書」を軸に、幅広いテーマが話し合われました。ダイアログ後には、経営陣・従業員双方から「直接話ができたのは非常に良かった」などの感想があり、お互いの考えを知り、理解を深める良い機会となっています。
住友理工では、この従業員ダイアログを中心に今後も従業員とのコミュニケーションを深め、CSR経営を積極的に推進します。

(2015年1月実施。肩書きはいずれも当時)

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